「親指の恋人」 石田衣良
2008.05.11




二十歳の男女の心中の物語だから、
素直に、
よかったぁなんてという読後感というわけにはいかなかったけれど、


なんとも、
考えさせられる内容だった。
彼の父親の言葉、
彼女に襲いかかる取り立てやの男性の言葉が、
とても大人な感じで、
胸に響く。


彼にも彼女にも、とどかなかったんだけどね。

大人になれないって、
辛いね。
もどかしいね。
綺麗な心に色がついていくって難しいのね。

大人たちの言葉が胸に響かない無垢な子供たちをどうやったら響かすことが出来るんだろう、、、


余計なお世話かしらね、難しすぎる。


石田さんと前に、
イタリアンレストランで隣合わせになったことがあったな。
ファンな私と友人は、
結構舞い上がってワインもすすみました。
隣の席になっただけなのに、ね。フフ。


また、面白いの、書いてくださーい、なんて、厚かましくお声かけちゃって、、
その節は、失礼いたしました(笑)
厚かましいついでに、次は、、「眠れぬ真珠」みたいな

大人な女性が登場する物語、書いてくださいね。
待ってまーす。


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